電子仮想別荘6周年記念事業(誇大表現気味)

電子仮想別荘が、今日をもって立ち上げから6周年という、めでたい日になっております。
ここ数年はかなり放置みたいな状態であったから、素直に6周年って喜べない感があるのであります。←まあ、自業自得っう感じだけどもね。

6周年を迎えた事と、これから7年目に突入していく事なんですけど、以前から日記をやろうとは常々思ってましたが、ツールやレンタルツール等の力を借りず独力でタグ打ちしつつ日記ページを作るという、それはヒューマンパワーの依存度が高いやり方をしようとしてましたが(基本的なhtmlタグしか覚えていない私にとっては冒険しすぎな計画であった…。)、あまりにも最初の企画立案から時が経ちすぎた事と、新たに表現を手助けするツールが出てきたりしたので、コツコツチマチマと作っていたモノを「ガセビアの沼」の如く、奥深くに沈めつつ、ツールという楽する手法を利用する事となりました。

今日からここで、高瀬屋・電子仮想別荘の主であります高瀬が、自分自身の日々の出来事から、世間で起こったニュース等を、私のちょっと曲がった(もしかしたらかなりズレてる)独自の視点で硬軟織り交ぜつつ、つらつらと書き綴っていこうと思っておりますので、これからもよろしくであります。

映画「逆境ナイン

地元では久しぶりの映画館にての鑑賞、地元では始めてのシネマコンプレックス(シネコン)として数年前に誕生した所なんですけど(今では、ここ含めて2件のシネコンが営業している。)、今まで行った事はなかった場所でした。
松下電工のライティング製品のカタログに、建物ライティングのコンテストの結果も記載されており、ここのシネコンも賞を受賞していたのを知っていたので、どんなんかぁと思ってましたが、写真で見るより現物は「狭っ」と感じたりと、写真の技術による「大きく見える見せ方」は凄いと思った次第。ライティングとしては、ここのシネコンとか、札幌駅南口のステラプレイスにある札幌シネマフロンティアとか、LEDライトを使ったライティングが印象的でした。

さて、映画の感想ですが、原作は島本和彦氏の漫画で、今は無くなった徳間書店の漫画雑誌「キャプテン」に連載されていた作品で、今回映画化に伴って原作者島本氏が別の作品で連載している小学館のサンデーGXから再単行本化された。
ストーリーとしては、「弱小野球部が廃部の危機を乗り越える為に、甲子園を目指す。」というのが大雑把なストーリーであるけども、原作者が島本氏なので、変に熱い(!?)漢のドラマになっている。まあ出演者に、藤岡弘、氏がいるのも島本作品としては、ぴったりのキャスティングであるが、これだったら主題歌に水木一郎氏を使ってもっと変に熱くなってほしかったかなぁと思う私は、変なんだろうか…。
作品としては、野球や高校野球のルールをある程度知っていれば、ツッコミたくなる「ありえない」進行をするんですが(草野球や野球盤でよくある透明ランナー制とか、朝まで試合するとか…。)、ばかばかしい展開で「コメディ(バカ)映画」好きとしてはある程度楽しめる作品だと思います。もうちょっとSFXやCG加工をバカっぽく、やり過ぎな感じでやってほしかったかなぁ…と思った。そこが残念な所かな。
映画館という大きいスクリーンで映画を見るのはいいなぁと思った次第。映画の日やモーニング・レイトショーといった割引サービスも以前より充実したので、より一層映画館に行きやすい状態になっているので、また見たい映画があればちょくちょく行きたいなぁと思ったのであります。「魁クロマティ高校」とか。でも札幌しか上映しないそうなので、ちと残念。
何だか、感想になってないなぁ…。

追記
原作者の島本和彦氏が、「新・吼えろペン」(現在、小学館 サンデーGXで連載中)の主人公「炎尾燃」として県大会決勝戦の実況放送の解説者として出演してました。「炎の転校生*1」アニメ化時には、サントラCDにて主題歌を自ら歌うといった荒業(島本版炎の転校生)を成し遂げ。挙句の果てに、サントラCDのドラマパートに自ら出演し、主人公滝沢と原作者島本が戦うという超絶話を原作者本人書下ろしで作り上げたのであった。こーいう事からわかるように、島本氏はノリのいい方なんですね。本当に。
また北海道にて漫画家活動している他に島本氏は、ラジオのパーソナリティ*2もやっているからか、映画でも難なく解説者役をこなしている。映画内の島本氏の衣装については「炎尾燃」の格好そのものになってて、やり過ぎ感があるものの、「まあ、島本先生だから…」という言葉で納得してしまう私がいる。←いいのかそれで…。
それ以外では、ココリコの田中直樹氏が演じる監督と、決勝戦で対戦する日の出学園のキャプテンがいい味を出してました。

*1:91年に製作された世界初のオリジナル・レーザーディスク・アニメーション(略してOLA)として作られた作品 アニメ制作は、オネアミスの翼王立宇宙軍〜、エヴァンゲリオンフリクリ等で有名なGAINAX 販売はフジテレビvsライブドアニッポン放送問題時に社長のインタビューで一時話題に出たポニーキャニオンである。 結局、OLAは炎の転校生以外の作品がリリースされたかどうかは不明。

*2:STVラジオ 島本和彦のマンガチックにいこう! 毎週土曜日 23:30〜00:00 放送中